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『大和田菜穂のリトリート』

ノンデュアリティという言葉をよく耳にするようになりました。

さながら小さなブームのようです。

しかし、ノンデュアリティという言葉は、ノンデュアリティそのものではありません。

我々は何にでも名前をつけることで、それを対象化し、わかったような気になってしまうのです。

「知ってるよ、非二元のことだろ」

というわけです。

これが二元の世界の限界であり、非二元の世界は決して言葉で語ることができません。

したがって知識にはなりえません。

思考で掴むこともできません。

それらはすべて言葉を必要とするからです。

しかもノンデュアリティは体感するものでもありません。

言葉を超えて感覚で知ることでさえないのです。

なぜなら体感する自分がいなくなるのがノンデュアリティだから、

こうして我々は途方にくれてしまうのです。

我々はあらゆる知識や体験を所有しようとします。

ノンデュアリティの講演などに出かけて行って、ノンデュアリティとは何なのかを知ろうとします。

自己の不在とはどういうことなのかを知ろうとするのですが、それは自己の不在に近づくどころか、自己をますます肥大化させることになっていきます。



サットサンやリトリートは、講演ではありません。

ただただ、全体(ノンデュアリティ)の表現に触れ続けることで、内側深くにまったく想像もしなかった、とある可能性を顕にする時間です。

自分が存在しないとはどういうことか、それを知識や体感としてではなく、それそのものとして存在していくことです。

これ以上はなんの説明もできません。

説明できるようなものは「それ」ではなく、もし理解できたとしたら「それ」を誤って解釈しているので気をつけましょう。

そんなどうしようもない(?)ことに関心を持つ人が増えているのは事実で、これから紹介する3ヶ所のリトリートは、すべて即日完売となってしまいました。

そして彼らは、どうしようもないことのために、どうしようもない時間を共に過ごしたのです。

その結果は・・・・

ここにお届けする動画は、思いがけずビデオ屋さんが作ってくれたプロモーションビデオです。

そのおかげで雰囲気を少しだけお届けできることができます。

今年の八月末から九月にかけて行われた、石垣島、御殿場、琵琶湖畔温泉でのリトリートのダイジェスト版です。

これによって全体を解ってもらうことはできないかもしれませんが、お時間があるときに覗いてみてください。


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 『大和田菜穂のリトリート』 ↓の画面をクリックすると動画を再生します。

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